jQueryの基本構文
2020-03-26
WEBサイトを制作するにあたって、JavaScriptの活用は欠かせません。
その中でも広く使用されているのは、jQueryライブラリです。
まず、jQueryを使用するにあたって、下記サイトよりjQueryのファイルをダウンロード、または、CDNへリンクして使用するという方法です。
CDN(コンテンツデリバリネットワーク)へのリンク
こちらもJqueryのダウンロードサイトと同じサイト(下の方)にリンクがありますので、そちらを参考にしてください。
下記には、Googleが配信しているものを使用する場合のリンクを記述しています。これを<head>内または、<body>タグの下の方に記述してください。
クライアントの仕様によって、記述先は変更した方が良いですが、個人的には、<body>タグの下部に記述しています。<head>内に記述すると、HTMLを読み込む際、jsファイルの読み込みが完了するまでHTMLやCSSなどの読み込みをブロックしてしまいます。
jsファイルは<body>下部で読み込むようにすれば、HTMLやCSSなどの読み込みが終わっているため、Javascriptによる影響も少なくなるからです。
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<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.12.4/jquery.min.js"></script> |
また、‘http:’、‘https:’のプロトコル記述は省略しても構いません。プロトコルを省略すると、アクセス元のプロトコルが自動的に適用され、セキュリティの警告が出ないなどのメリットがあり、Googleも推奨しています。ただ、ローカルではリンク切れとなり、jQueryが動作しなくなるので、注意してください。
Scriptの記述
jQueryファイルの読み込みができたら、次にスクリプトを記述する準備をしていきます。
スクリプトは、jQueryを読み込んだ後に、記述をしないと動作できません。また、記述の仕方は、下記のように、いくつか方法があり、基本どれでも大丈夫ですが、他のライブラリと併用している場合は競合してしまい、エラーになってしまう事があるので、ご注意ください。
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<script> jQuery(document).ready(function () { // ここにスクリプトを記述 }); </script> |
または、
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<script> $(document).ready(function(){ // ここにスクリプトを記述 }); </script> |
または、
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<script> jQuery(function(){ // ここにスクリプトを記述 }); </script> |
または、
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<script> $(function() { // ここにスクリプトを記述 }); </script> |
そして、この<script>タグ内に記述した内容は、$(function() {});の部分をそのまま、別ファイルにコピーして記述し、読み込むようにすることもできます。
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<script src="jsファイルへのリンク"></script> |
これで、jQueryの準備は完了です。